【推し活】気持ち悪いと感じる人の心理とは?

推し活

あっちに飛んで、こっちへ時間を費やして…

イベントやライブに参加したり、グッズを山ほど集めたり、友達と朝から晩まで推しの好きなところを語ったり気がつけば時間も忘れてついつい熱中しがちな「推し活」。

しかし、思いっきり楽しんでいるオタク側とは裏腹に、周囲からは推し活が気持ち悪いという意見も…

推し活が嫌い、理解できないと思われる主な理由

ただただ楽しく活動していたはずの「推し活」も、知らず知らずの内に、誰かの迷惑になっていたり、気分を害していたら悲しいですよね。

周囲の人が抱く「推し活」「オタク」のイメージを事前に知っておくと、今後のより楽しいオタ活のために役立つかもしれません。

推し活という文化がどうしてイマイチ理解されないのか、嫌悪感を示されてしまうのか…その理由をご紹介します!

「推し」という呼び方を使いたくない

今や広く使われている「推し」という、応援する相手に対する呼び方。

その言葉が普及するまでは、

  • ジャニーズなどでは◯◯担(担当)
  • アイドルや俳優に対しては◯◯ファン
  • 2次元のキャラクターに対しては◯◯オタク

…など、ジャンルなどによっても多種多様な呼び方が存在していましたよね。

今でもそれぞれの呼び名を使わなくなったわけではありませんが、気がつけばどの界隈でも「◯◯推し」という呼び方が普及しました。

その結果

  • 「推し」という呼び方をするのはアイドルだけにしてほしい…
  • なんだか「推し」と呼ぶと安っぽく感じる

という意見から「推し」という呼び方がイマイチ馴染めない、せっかくの特別感がなくなるので使いたくないという人も増えています。

「推しに貢ぐ」ことが気持ち悪い

「推しに貢ぐ」と言われる行為の中にも、その用途や形は様々なものがあります

  • 推しのグッズを買うため
  • 推しにプレゼントを買うため
  • ソーシャルゲームのガチャへの課金
  • 配信へのスパチャなどにおける課金

間接的な物として貢ぐものから、半ば直接的に金額として貢ぐものまで…

いつしかオタクの間では比較的当たり前となっていた「推しに貢ぐ」ことは、一般の人からすればどこか異様な光景でもあり、

言うならばホストやキャバ嬢にお金を貢ぐのと相違のないもの。

そういった姿に対して、お金の感覚がズレている、貢ぐなんて気持ち悪いとの意見も。

推し文化にはおなじみのオタク用語たち

昔オタク文化の中で流行した言葉の「萌え」、昨今の推し活文化で言うなれば「尊い」「しんどい」「勝たん」など

今も昔もオタク同士の会話で用いることや、推しを表現するために使う特有の「オタク用語」たちですが…

意味や使い方など、皆さんはいくつご存知ですか?

 

「推ししか勝たん」とか言ってるやつは…となんjでも話題に

「推ししか勝たん」

「◯◯(推しの名前)しか勝たん」

比較的若い層の女の子がよく使いがちなオタク用語の一つでもあり、

自分の推しが一番可愛い、かっこいい、誰よりも魅力が勝っている!ということを表現するオタク用語です。

この言葉に対して、なんjでも話題に上がり、

推しに対する好意よりも「”人生を謳歌してる私達”みたいな自己陶酔感が透けて見える」「気持ち悪い」という意見がちらほら。

※なんj:2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の板の一つである、なんでも実況J(ジュピター)の略称

引用元:なんでも実況J

Twitterで呟きがちな、推しに対する「尊い」実はイライラする人も

  • 推しのライブ直後に興奮冷めやまず…
  • TVに出演した推しが最高に活躍していた
  • アニメを見ながら思わずツイートしていた

こんな時、思わず推しへの愛が溢れてしまい「尊い」とTwitterで呟いて盛り上がってはいませんか?

「素晴らしい」「可愛い」「かっこいい」など、他にも推しの素敵な姿を表現できる言葉がたくさんあるはずなのに、

「尊い」という一言で片付けてしまうのがもったいない、なんだかイライラすると感じる人もいるようです。

「推し」という言葉の使いどころも大切

「推し」という言葉は今やオタク文化や表舞台に立つ人だけのものではありません。

例えば学校や会社の先輩後輩、行きつけのカフェの店員さん、荷物の配達員さんなど

話し方や対応などが素敵だな、尊敬できるな…と感じる人に対しても、友達や近しい人など内々の会話の中で「推し」と呼ぶ場合があります。

ひっそりと仲間内で使う分には誰にも迷惑はかかりませんが、使いどころによっては不愉快に思われる場合も…

人の彼氏を推しという女が理解できない

一般的に「推し」という言葉が普及し、誰でも、誰に対しても気兼ねなく使うようになったものの「推し」と呼んでいる相手が誰かの彼氏や大切な相手である可能性も、もちろんあるわけです。

応援する意味の「推し」と、恋愛感情の「好き」の違いは名目上は理解できるものの、両方とも好意的な感情である点から、人の彼氏を「推し」と呼ぶ姿はあまり良い感情を抱かれません。

ましてや誰かの彼氏だと知っている人に対しては、「推し」という言葉を使うことは控えるのが得策です。

推し活によって生まれるデメリット

楽しいことだらけのイメージがある「推し活」ですが、中にはデメリットも存在します。

例として一番に上がることが多い事柄は、グッズ代やイベントへの参加費など推し活へかける金銭面ですが、その他にもオタク以外との関係性・友情関係が薄れるなどといった点もあげられます。

そういったデメリットも理解した上で、無理せずバランス良く推し活をすることが、長くオタクを楽しむ上で大事なポイントですよ!

お互いにストレスを生まない推し活とは

推し活をする人同士の関係性はもちろん、そうでない周囲の人ともストレスを生まずに過ごしていきたいですよね。

そのためには、干渉しすぎないこと・価値観を押し付けないことが大切です。

周囲に迷惑をかけない範囲であれば、推し活をすることやオタク用語を使って会話することを遠慮する必要はありません。

ただし、必要以上に大きな声で話したり、通行の邪魔になる場所でたむろする、

そういった話が苦手だと知っている人の前で話をするなど配慮が欠ける行動をしていてはお互いにストレスが生まれてしまいますよ。

心地よい距離感を保ちながら、ストレスなく推し活ができると最高ですね♪

推しがいる人といない人で変わること

気持ち悪いと周囲に思われることもあったりとデメリットも少なからずある中で、「推し活」がここまで普及したのは何故でしょうか?

推しがいる人の特徴やメリット・デメリットをまとめてみました。

推しがいる人のメリット

  • 推しが生きる糧になる
  • 癒やしや楽しみを得られる
  • 仕事や勉強が頑張れる
  • 新しい仲間ができる

推しがいる人のデメリット

  • 推し活にお金がかかる
  • オタク同士のトラブルにあう
  • 他のことに使う時間が減少する
  • オタク以外の交友関係が薄くなる

推しがいる人と推しがいない人との違いは、生きる糧ともいえる大きな活力を得ていることや、新しい仲間ができる機会の有無。金銭面の余裕や交友関係が限定的にならないことなどが挙げられます。

推しが既にいる人も、推しそうな人がいる人も、あまり興味がないという人にも、「沼」という表現がされるように、いつ「推し」ができるかわかりません。

今日運命の出会いがあるかもしれないし、明日衝撃の瞬間が訪れる可能性も…

もしかしたら本当はまだ自覚がないだけで、実は推しはいるのかもしれません。

いつでも最高の「推し活」ができるようにデメリットとなる面や、周囲からのイメージも頭に入れておくと、よりオタク生活が楽しく、うるおいますよ♪

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