【漫画タウン】閉鎖は嘘で復活した?運営状況と代わりの無料サイトを調査

違法サイト
漫画タウンって検索するといっぱい出てくるけど復活したのかな?

閉鎖されたはずの違法な海賊版サイト「漫画タウン」。

しかし、検索をかけると「Manga Town」や「まんがタウン」といった単語がヒットします。

漫画タウンが復活したのでしょうか?

この記事では「漫画タウン」の最新の運営状況、閉鎖したという噂が嘘だったのかどうかと、後継サイトやクローンサイトについても調べてみました。

違法サイト利用時のリスクについても解説します!

漫画タウン復活で閉鎖は嘘?【最新の運営状況】

かつての漫画タウンのイメージ画像

かつての漫画タウンのイメージ画像

「漫画タウン」と検索すると「まんがタウン」や「Manga Town」というサイトがヒットします。

漫画タウンが閉鎖したというのは嘘だったのでしょうか?

それとも閉鎖して復活したのでしょうか?

ここでは漫画タウンの運営状況について見ていきます。

漫画タウンとはどんなサイト?

漫画タウンとは、漫画が無料で読めた海賊版サイト。

最も有名な海賊版サイトと言われる「漫画村」の後継サイトと呼ばれていました。

開設から閉鎖、サイトの情報について見ていきます。

漫画村の後継サイト!村から町へ

そもそも漫画村は2018年4月に閉鎖された海賊版サイトで、その後継サイトと呼ばれたのが漫画タウンです。

2018年4月に漫画タウンの公式を名乗るTwitterアカウントが、「漫画村が漫画タウンとして復活したよ。」とツイートしたことが後継と言われる所以です。

「村」から「町」になったということで規模の拡大が予想されました。

しかし、漫画タウンのドメイン作成時期を調べたところ2017年6月であり、漫画村が閉鎖する前から存在していたサイトだと分かります。

漫画タウンのドメイン作成時期2017年6月26日

漫画タウンのドメイン作成時期2017年6月26日

海賊版サイトがドメインを変えて復活することはよくあるため、サブとして持っていたドメインなのでしょう。

利用者から期待されていた漫画タウンは現在は閉鎖されています。

閉鎖時期は数日で見られなくなったという情報もあれば、数か月~半年は持ったという情報もありました。

会員登録画面があったという噂

漫画タウンログイン画面のイメージ画像

漫画タウンログイン画面のイメージ画像

漫画タウンと漫画村には共通点が多いですが、登録不要だった漫画村とは違って、漫画タウンには会員登録が必要だったようです。

漫画ファイルのアップロード画面に進むとログインを求められ、未登録の場合は無料で新規登録をする必要がありました。

登録した情報を何に使うつもりだったのかな・・・

漫画村と運営社が同じ?

漫画タウンと漫画村の運営会社、運営者が同じかは不明です。

しかし次のような共通点があります。

  • 公式キャラクター画像がらりっくま
  • クラウドフレア社のサービスを利用してサーバーやサーバーのIPアドレスを不明瞭に

ちなみに漫画村のソースコードにはアクセスと同時に仮想通貨の採掘、いわゆるマイニングさせる記載があってそこも問題しされました。

それが漫画タウンにはなかったので問題視された部分は改善したのかもしれません。

>>【漫画村】代わりのクローンサイト一覧!事件とその後も調査

漫画タウンに関するSNSでの評判や反応

漫画タウンについてSNSでの評判や反応を調べました。

その一部をご紹介します。

読んだことがない漫画の試し読みをするために違法サイトを使っている人も多いようです。

ただ現在、電子書籍を試し読みできたり、無料でもらえるポイントを使えば最後まで読めたりする合法サイトはたくさんあります。

危険を冒してまで違法サイトで読むメリットはないかもしれませんね。

漫画タウンが閉鎖された理由

漫画タウンは漫画村利用者から期待されていましたが、村から町に成長したという宣言から数か月で閉鎖されてしまいます。

一体何があったのでしょうか?

①違法性が高い

考えられる閉鎖理由一つ目は違法性が高かったため。

漫画タウンの運営時期は、違法サイト摘発の動きが活発化して社会の注目が集まり始めた2018年です。

そのため、違法性を自覚した運営者が逮捕の危機を察して自ら閉鎖を選んだのかもしれません。

②漫画村のクローンサイトだったから

漫画タウンは公式キャラクター画像が「らりっくま」であり、村から町に成長したと公言したツイートも存在しているため漫画村のクローンサイトと考えられます。

漫画村を問題視している出版社や政府であれば、その存在にすぐ気づいたはず。

漫画村同様に、クローンサイトの方も目をつけられて閉鎖になった可能性もあります。

③出版社からの訴えによって閉鎖に追い込まれた

漫画タウンは、出版社から訴えられて閉鎖した可能性もあります。

違法アップロードは著作権法違反となり、漫画タウンの前身と呼ばれる漫画村は訴訟を起こされています。

漫画タウンも同様に出版社から訴えを起こされていても不思議ではありません。

代わり・後継のクローンサイトが他に登場する可能性も

漫画タウンは2023年1月現在、かつてのURLにアクセスしても漫画を読めるサイトではなくなっています。

それでも代わりとなる後継サイト・クローンサイトが別に出てくる可能性はあり、漫画村運営者である星野ロミも出所して新たなサイトづくりを公言しています。

違法海賊版サイトに関しては、閉鎖→復活のいたちごっこ状態はまだつづきそうです。

漫画タウン復活?Manga Town、まんがタウンはどう違う?

インターネットの検索で「漫画タウン」と検索すると次の3つが出てきます。

  1. 漫画タウン
  2. Manga Town
  3. 月刊まんがタウン

読み方は同じですが中身は別物、混同しないよう一つずつ解説します。

漫画タウン

こちらの「漫画タウン」は前述してきた通りの海賊版サイトです。

2018年に閉鎖していて、2023年1月現在は復活していません。

Manga Town

英語表記のMangaTownトップ画像

英語表記のMangaTownトップ画像

こちらの「Manga Town」も海賊版サイト、2023年1月現在も運営中です。

英語表記であり、URLも違うので運営者が同じかは不明ですが、同名を使う以上クローンサイトの可能性はあります。

ウィルス感染等の危険もあるためくれぐれもアクセスしないようにしましょう。

月刊まんがタウン

「月刊まんがタウン」は双葉社発行の4コマ漫画雑誌。

あの人気作品「クレヨンしんちゃん」が掲載されている安心安全なものです。

こちらの創刊は2000年とかなり前からあり、商標登録もしているため、同名の違法サイトなんていい迷惑ですよね。

漫画タウンができた際にはとばっちりを受けたと話題にもなりました。

漫画タウンの代わりに運営中の違法漫画サイトはどこ?

漫画タウンの代わりとして利用されている違法サイトがあるのか調査しました。

結果は次の通りです。

漫画RAW運営中
13DL.NET運営中
ダウンロードサイト
RAWdevart運営中
ダウンロードサイト
Manga ZIP運営中
ダウンロードサイト
RAWkuma運営中
ダウンロードサイト
漫画バンク閉鎖済み
漫画タウン閉鎖済み
漫画塔閉鎖済み
漫画村閉鎖済み
漫画ワールド閉鎖済み
漫画シティ閉鎖済み
漫画ごはん閉鎖済み
Manga1001閉鎖済み
Manga2000閉鎖済み
Manga Japan閉鎖済み
漫画村Pro閉鎖済み
SenManga閉鎖済み
漫画KL閉鎖済み

※2022年12月時点の情報です。

つづいてこの中の運営中のサイト、最近話題になっているサイトについて解説していきます。

閉鎖されているところが多いけど運営中もあるんだね。
ラインナップや見たらどうなるかもご紹介します。

漫画RAW(Manga Raw)

漫画RAW(別称Manga Raw、漫画ロウ)はインターネットブラウザで漫画が読める違法海賊版サイト。

2023年1月現在も運営中ですが、2022年2月に一度閉鎖していて、すでに各所から目をつけられているサイトでもあります。

知っている人も多く、ワンピースや呪術廻戦といった人気漫画からマイナー作品までラインナップも豊富と言われています。

>>【漫画RAW】閉鎖理由や代わりや後継の違法サイトまとめ

13DL.NET

13DL.NETは著作権者の許可なくアップロードされた漫画のデータをダウンロードできる場所を案内しているリーチサイト。

2023年1月現在も運営されていますが、違法なファイルダウンロードは犯罪であり、利用すると逮捕される危険があるサイトです。

基本的には無料で利用できますが、ダウンロード形式によっては有料となるようです。

>>【13DL.NET】閉鎖で使えない?類似の違法サイトも調査

RAWdevart

RAWdevartは、王道作品というよりもラノベ原作コミカライズを中心としたラインナップのダウンロードサイト

2023年1月現在も運営されていて、中国や韓国の漫画もありました。

ただしサイトは英語で構成されていることから運営母体は海外で、何か起こった場合の対処が遅れそうです。

対応してくれるかどうかも怪しいよね・・・

Manga ZIP

Manga ZIP は13DL.NETと同じファイルのアップロード先に誘導するリーチサイト

サイトの構造も似ているため運営者が同じ可能性もあります。

2023年1月現在も運営していて、ウィルスバスターがサイトへのアクセスをブロックするくらい危険です。

Manga ZIPは危険なサイトと判断される

Manga ZIPは危険なサイトと判断される

RAWkuma

RAWkumaは違法にアップロードされた漫画ファイルをダウンロードできるサイト

2023年1月現在も運営していて、王道漫画からなろう系のコミカライズ作品まであり、更新も早いと言われています。

サイトは英語表記、クリックするとウィルス感染するような悪質な広告もあります。

漫画RAWと併用して使う人が多いようですが、おすすめはできません・・・

漫画ワールド

漫画ワールドは2018年頃に存在していたとされるアプリです。

口コミ投稿アプリだという触れ込みでしたが、実際はアダルト漫画を読むためのもので、2023年1月現在は存在していません。

しかし、漫画村復活の噂もあって再度注目されています。

しかも、出版社公式サービスで立ち読みできるところ(例:「進撃の巨人」なら「マガポケ」)を紹介する同名のサイト「漫画ワールド」も存在しています。

漫画シティ

漫画シティも漫画村閉鎖後に話題になったアプリで、漫画村復活の噂を受けて再注目が集まっています。

漫画シティは2016年頃にリリースされ、漫画ワールドと同じように漫画の口コミ投稿する建前で、実態は違法に漫画を読むためのツールだったようです。

2023年1月現在はダウンロードできません。

漫画タウンや違法・海賊版サイトで漫画を見るとどうなる?

漫画タウンや漫画村といった違法である海賊版サイトを利用する人は多いです。

しかし、みんなが使っていても決して安全とは言えません

どういった危険があり、被害があったのかを実例を含めてご紹介します。

復活した漫画タウンがダウンロードサイトでなかったら使ってもいいかな?
合法なサイトかどうかABJマークの有無にて確認しましょう。

①詐欺やマイニングの被害に遭う

サイトで漫画を見るだけで詐欺に遭うというのは想像しにくいかもしれません。

しかしサイトを見る際にふいに広告をクリックしたり、別サイトに飛ぶリンクをタップしてしまうことは考えられます。

こういった動作によってワンクリック詐欺や偽の警告ポップアップ表示(ウィルス感染しました等)を誘発する可能性があります。

不正マイニング(自身の端末を誰かの仮想通貨の計算作業に使われる)に使用されるという例もあります。

トレンドマイクロの調査で新たな問題が明らかになった。なんと、「漫画村」にアクセスした利用者が、自動的に仮想通貨の採掘(マイニング)をさせられているというのだ。

>>ABEMA TIMES記事「漫画村、今度は利用者のパソコンやスマホを仮想通貨“強制マイニング”に使用し荒稼ぎか」より一部引用

②個人情報が抜き取られたり流出する

違法サイトは大抵無料で使うことができます。

しかし+αのサービスには会員登録やメールアドレス登録が必要だとうたい、個人情報を求められることもあるようです。

ささいな情報でも組み合わせることで個人特定につながり、違法サイトに取られた情報は悪用されたり、流出されたりする可能性があるため、絶対に教えないようにしましょう。

入力しなくてもアクセスするだけで流出させる手口もあり、その数は年々激増しています。

2021年1月から12月に公表された事件数は75件と、調査開始(2013年)以来最多となった。カード情報流出件数は256,822件となり、2020年に比べると約3倍となっている。

>>fjコンサルティング株式会社発表「キャッシュレスセキュリティレポート 2022」より引用

③PCやスマホがウィルスに感染する

違法サイト利用でPCやスマホがウィルスに感染する恐れがあります。

ダウンロードしたファイルだけでなく、サイト自体にウィルスが隠されている可能性もあります。

ウィルスに感染した場合は端末が壊れる、調子が悪くなる、個人情報が盗まれるといった被害があります。

④著作権法改正により逮捕される

違法サイトの閲覧は、現行の法律では罰せられません。

しかし違法サイトの運営者、違法サイトに広告を載せるよう手配した広告代理店が漫画家から訴えられて、損害賠償請求が認められた実績があります(令和4(ネ)10005 損害賠償請求控訴事件)。

さらにファイルをダウンロードした利用者は裁く法律もあります。

著作権者から許可を得ていないものだと分かっていながらファイルをダウンロードすると次のような処罰を受けるかもしれません。

  • 2年以下の懲役または200万円以下の罰金、またはその両方

正確には・・・

私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。なお、「懲役刑」と「罰金刑」は併科されることがあります。

>>著作権情報センター公式サイトより引用

数百円~数千円を惜しんだだけで懲役刑なんて嫌だよね・・・

⑤将来的に漫画業界が衰退につながる

違法サイトの存在は漫画業界にとって有害です。

今ある漫画が売れないということだけでなく、儲からない、お金を払う価値がないと認識されれば、漫画を仕事にする人がいなくなります。

違法サイトの利用は漫画家、出版社、印刷会社、広告代理店などの多くの人にダメージを与えつづけます。

それは漫画業界の衰退に繋がり、面白い漫画が生まれなくなるという漫画好きにとって最悪の不利益を生み出します。

違法な海賊版サイトの利用はたくさんのリスクがあるので、利用はやめましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました